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リースバックとは何かをわかりやすく|家を売っても住める仕組みと後悔しない判断基準

リースバックとは?自宅を売却して資金を受け取り、そのまま住み続ける仕組みをわかりやすく示した図
執筆者氏名 「お金のトリセツ」編集部
所属 セゾンファンデックス
執筆日 2026年05月29日

「老後資金を確保したいけれど、住み慣れた家からは離れたくない」
「住宅ローンの返済が重く、このまま持ち続けるのが不安だ」
「自宅を現金化したいが、すぐに引っ越すのは難しい事情がある」

こうした悩みを抱えたとき、選択肢のひとつとして浮かび上がるのがリースバックです。

リースバックとは、自宅を売却してまとまった資金を受け取り、その後は買主と賃貸借契約を結ぶことで、同じ家に住み続ける仕組みです。住環境はそのままに、不動産を現金化できる点が最大の特徴です。

ただし、「便利そう」という印象だけで進めると、後から後悔につながるケースもあります。売却価格は通常の仲介売却より低くなりやすいこと、毎月の家賃負担が発生すること、契約内容によっては長く住み続けられない場合があること、これらは契約前に必ず理解しておくべき現実です。

大切なのは、リースバックを「良い制度か、悪い制度か」と一面的に判断することではありません。自分の目的に合っているのか、家賃を長期にわたって支払い続けられるのか、何年住み続けたいのか。こうした問いに向き合うことが、後悔しない判断につながります。

この記事では、リースバックの仕組み、メリット・デメリット、リバースモーゲージや不動産担保ローンとの違い、向いている人・向いていない人、契約前に確認すべきポイントまでわかりやすく解説します。

まずは、リースバックがどのような仕組みなのかを簡単に整理しておきましょう。

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項目リースバックの特徴
仕組み自宅を売却し、賃貸として住み続ける
受け取る資金売却代金(借入ではない)
住まい引っ越さずにそのまま住み続けられる
主な注意点所有権を失い、毎月の家賃が発生する
向いている人住み続けながら資金を確保したい人

リースバックとは?「家を売る」と「家を借りる」を同時に行う仕組み

リースバックを一言でいえば、「自宅を売却したあと、その家を借りて住み続ける仕組み」です。「セール・アンド・リースバック」と呼ばれることもあり、「売る(Sell)」と「貸借する(Lease)」を組み合わせた言葉が由来です。

通常の不動産売却では、売買契約が成立した時点で、売主は買主へ家を引き渡します。その後、新居を探して引っ越す必要があります。

一方、リースバックでは売却と同時に賃貸借契約を結びます。自宅の所有権は買主(不動産会社やリースバック運営会社)に移りますが、元の所有者は借主としてそのまま住み続けることができます。

外見上の生活はほとんど変わりません。引っ越しがないため、長年付き合いのある近所の方に売却を知られる機会も比較的少ない傾向にあります。通い慣れた病院や買い物先、地域のコミュニティもそのまま続けられます。

ただし、立場は大きく変わります。売却後は「家の所有者」ではなく「借主」です。固定資産税の支払い義務はなくなりますが、毎月家賃を支払う義務が生まれます。リフォームや建て替えも、以前のように自由にはできなくなります。

「住み続けられる安心感」と「所有権を手放す現実」の両方を正確に理解することが、リースバックを検討する出発点です。

リースバックが成立するまでの流れ

リースバックは、「家を売却する手続き」と「住み続けるための賃貸借契約」を同時に進めるのが基本です。一般的には次のような流れになります。

① 相談・仮査定

リースバック会社に相談し、自宅の仮査定を依頼します。物件の所在地、広さ、築年数、住宅ローン残高などをもとに、売却価格や家賃の概算が提示されます。多くの会社では無料で対応しており、この段階で必ずしも契約が確定するわけではありません。

② 現地調査・本査定

仮査定の条件に納得できた場合、担当者が現地を訪問して本格的な調査を行います。建物の状態、権利関係、周辺相場などを確認したうえで、正式な売却価格や家賃が提示されます。仮査定と条件が変わる場合もあるため、本査定後の内容を慎重に確認しましょう。

③ 契約締結

条件に合意できれば、売買契約と賃貸借契約を同時に結びます。この段階で、家賃、契約期間、更新の可否、修繕費の負担、買い戻し条件なども決定します。

④ 売却代金の受け取り・賃貸開始

決済が完了すると売却代金を受け取ります。住宅ローンが残っている場合は、この代金でローンを完済するのが一般的です。決済後は、契約で定めた日から借主として家賃を支払いながら、そのまま生活を続けます。

重要なのは、売却価格・家賃・契約期間がこの流れの中で同時に決まるという点です。売却代金の大きさだけを見て判断すると、「家賃が想定より高かった」「思ったより早く退去しなければならなかった」という事態になりかねません。

リースバックの主なメリット

リースバックには、住み続けながら資金を確保できる仕組みならではのメリットがあります。ただし、メリットは人によって感じ方が異なるため、自分が何を優先したいのかを意識しながら確認してみましょう。

引っ越しをしなくてよい

リースバックが選ばれる最大の理由は、「家を売ったのに引っ越さなくていい」ことです。

通常、自宅を売却すれば新しい住まいを探し、引っ越しの準備をしなければなりません。特に高齢の方にとって、住み慣れた地域を離れることは身体的にも精神的にも大きな負担になることがあります。

リースバックなら、売却後も賃貸として同じ家に住み続けられるため、長年付き合いのある近所の方との関係、通い慣れた病院、馴染みの買い物先、そうした日常がそのまま続きます。「資金は必要だけれど、この家は離れたくない」という方にとって、これは単なる便利さ以上の意味を持つメリットです。

まとまった資金を一括で受け取れる

売却代金は一括で受け取れるケースが一般的で、使い道の制限も少ない傾向にあります。老後資金の準備、医療費・介護費への備え、住宅ローンの完済、相続対策のための現金化など、目的に応じて柔軟に活用できます。

通常の不動産売却では買主を探すのに数か月かかることもありますが、リースバックでは運営会社が直接買い取るため、比較的短期間で資金を確保できる点も特徴です。

固定資産税などの保有コストがなくなる

所有権が移転するため、これまで毎年発生していた固定資産税や都市計画税の納税義務がなくなります。戸建ての場合、大規模修繕費や火災保険料などの負担についても、契約内容によっては軽減される場合があります。

また、地震や災害によって不動産の資産価値が下落するリスクも、所有者ではなくなることで直接的には負いにくくなります。

周囲に売却を知られにくい

通常の仲介売却では、広告掲載や看板設置、内見対応などを通じて売却が周知されます。一方、リースバックでは外見上の変化がほとんどなく、引っ越し作業もないため、近隣の方に売却を知られる機会が比較的少ない傾向にあります。

相続対策・資産整理に活用できる

不動産は現金と異なり、相続時に分割しにくい資産です。特に相続人が複数いる場合、不動産の扱いをめぐってトラブルが生じることがあります。

リースバックで生前に現金化しておくことで、遺産分割を円滑に進めやすくなる場合があります。資産整理の観点から検討されるケースも増えています。

リースバックのデメリットと注意点

リースバックはメリットが語られやすい一方で、注意すべき点も多くあります。特に売却価格・家賃・契約期間の3点は、契約前に必ず正確に理解しておくことが重要です。

売却価格は市場価格より低くなることが多い

リースバックで後悔しやすいポイントの筆頭が、売却価格です。

不動産ポータルサイトや近隣の売却事例を参考に「このくらいで売れるだろう」と思っていると、提示価格に驚くことがあるかもしれません。リースバックでは、通常の仲介売却とは査定の考え方が異なるからです。

通常の仲介売却は、居住を目的とした個人の買主を探し、市場価格に近い金額での売却を目指します。一方、リースバックでは運営会社が直接買い取り、その後も賃貸として貸し続けます。将来の価格下落リスク、維持管理コスト、空室リスクなどを見込んで査定するため、売却価格は市場価格より低くなりやすい傾向があります。

一般的には、仲介売却での市場価格の70〜80%程度になるケースが多いとされています。たとえば市場価格が3,000万円の住宅であれば、リースバックでの売却価格は2,100万〜2,400万円程度になる可能性があります(実際の金額は物件条件や会社によって異なります)。

「住み続けること」を優先するリースバックには、売却価格という点でのトレードオフが存在します。少しでも高く売ることを最優先にするなら、通常の仲介売却のほうが向いている場合があります。

家賃が周辺相場より高く感じられることがある

リースバック後は自宅の所有者ではなく借主になります。そのため、毎月の家賃を支払う必要があります。

ここで注意したいのは、リースバックの家賃は近隣の賃貸相場だけで決まるわけではないという点です。

一般的な賃貸住宅では、立地・広さ・築年数・周辺相場などをもとに家賃が決まります。しかし、リースバックでは買取価格や期待利回りなども考慮されるため、近隣の同等物件より家賃が高くなるケースがあります。

たとえば、2,000万円で買い取られた住宅を想定すると、設定される利回りによって月額家賃の目安は次のように変わります。

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買取価格想定利回り月額家賃の目安
2,000万円7%約11.7万円
2,000万円8%約13.3万円
2,000万円10%約16.7万円

(計算式:買取価格 × 利回り ÷ 12)

実際の家賃は各社の基準や物件条件によって異なりますが、こうした考え方が用いられるケースがあります。

もし周辺の賃貸相場が10万円程度だとして、リースバックで月13万円の家賃になった場合、毎月3万円の差額が生じます。1年で36万円、5年で180万円、10年で360万円。長く住めば住むほど、この差は積み重なります。

リースバックで後悔する方の中には、「売却価格には満足していたが、家賃を長期間払い続ける負担まで十分に考えていなかった」というケースが少なくありません。契約前には、現在の収入だけでなく、5年後・10年後の家計も見据えて家賃の継続可能性を確認することが重要です。

長く住むほど家賃の総額が大きくなる

「住み続けられる」ことはリースバックの大きなメリットですが、長く住むほど家賃の総支払額も大きくなることは理解しておく必要があります。

月額12万円の家賃であれば、5年間で720万円、10年間で1,440万円、15年間で2,160万円になります。売却代金として2,000万円を受け取ったとしても、15年住み続ければ、支払った家賃の総額が受け取った売却代金を上回る計算です。

固定資産税や修繕費がかからなくなる効果もあるため、単純な比較はできません。しかし少なくとも、「毎月払えるかどうか」だけでなく、「何年住み続けると総額はいくらになるか」まで計算しておくことが大切です。

契約によっては長く住み続けられないことがある

「家を売っても住み続けられる」というリースバックの説明だけを聞いて、無期限に住めると思い込むのは危険です。

売却後に結ぶ賃貸借契約には、大きく分けて「普通借家契約」と「定期借家契約」の2種類があります。

普通借家契約は、借主が更新を希望すれば原則として更新できる契約です。長く住み続けたい方には安心感のある形態です。

定期借家契約は、あらかじめ契約期間が定められており、期間満了とともに契約が終了します。再契約できる場合もありますが、それは貸主の合意が必要です。合意が得られなければ退去しなければなりません。

「長く住めると思っていたのに、契約期間満了後に再契約できず退去が必要になった」というケースも起こり得ます。契約前に「普通借家か定期借家か」「期間は何年か」「更新・再契約の条件はどうなっているか」を必ず確認してください。長く住み続けることを希望する場合は、特にここを慎重に見るべきです。

買い戻しは必ずできるとは限らない

将来的に自宅を買い戻せる契約を結べるケースもあります。ただし、買い戻しには条件があり、売却時の価格と同額で買い戻せるとは限りません。一般的には、事業者側が負担した税金・手数料・保有リスクなどを考慮して、売却価格より高い金額になることが多いとされています。

「いつか資金が貯まったら買い戻せばいい」と口頭で確認しただけで契約すると、後から条件の違いに気づくことがあります。買い戻しを希望する場合は、買い戻し価格・買い戻し可能な期間・家賃滞納時の扱いなどを契約書に明記してもらうことが不可欠です。

リースバック・リバースモーゲージ・不動産担保ローンの違い

自宅を活用して資金を得る方法は、リースバックだけではありません。比較されやすい「リバースモーゲージ」と「不動産担保ローン」との違いを整理します。

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比較項目リースバックリバースモーゲージ不動産担保ローン
所有権売却する(手放す)保有したまま(担保にする)保有したまま(担保にする)
資金の性質売却代金(借入ではない)融資融資
月々の支払い家賃が発生利息のみの支払いが多い元本+利息の返済が必要
年齢制限原則として制限なし50〜60歳以上が多い審査による
対象物件戸建て・マンション等幅広い主に戸建てが中心幅広い
資金使途原則として自由制限がある場合が多い原則として自由

リバースモーゲージは、自宅を担保に融資を受ける方法です。所有権は手元に残りますが、借入なので利息の支払いが発生します。多くの場合、契約者が亡くなった後に自宅を売却して借入金を返済する仕組みです。年齢制限があり、マンションでは利用できないケースも多くあります。

不動産担保ローンは、不動産を担保にして資金を借り入れる方法です。所有権を残したまま融資を受けられますが、毎月の返済が必要で、返済できなければ担保物件を失うリスクがあります。

3つの方法はいずれも「自宅を活用した資金調達」ですが、所有権を手放すかどうか、借入かどうか、月々の負担の性質がそれぞれ異なります。どれが優れているとは一概に言えません。「所有権を残したいか」「借入を増やしたくないか」「月々の負担をどう考えるか」によって、適した方法は変わります。

「自分の場合はどの方法が向いているのか判断したい」という方は、実際の査定額や家賃の目安を確認してみると比較しやすくなります。

リースバックが向いている人・向いていない人

リースバックはすべての人に向いているわけではありません。

同じように資金を必要としていても、「住み続けたいのか」「高く売りたいのか」「家賃を負担できるのか」によって適した選択肢は変わります。

ここでは、どのような方がリースバックに向いているのか、反対に慎重に検討した方がよいのかを見ていきましょう。

向いている人

今の家に住み続けることを最優先にしたい方に向いています。引っ越しの手間・費用・心理的な負担を避けながら、資金を確保できる点がリースバック最大の利点です。

また、住宅ローンの返済が家計を圧迫している方も検討する価値があります。売却代金でローンを完済し、以後は家賃支払いに切り替えることで、毎月の負担を見直せる場合があります。

老後の生活資金を確保したい方、相続対策として不動産を現金化しておきたい方、住み替えまでの資金を確保しながら今の家に暫定的に住み続けたい方も、リースバックが合う場合があります。

「今の家に住み続けながら資金を確保したい」「住宅ローンの負担を見直したい」という場合は、実際にどのような条件になるのか確認してみることが大切です。

向いていない人

少しでも高く売りたい方には向いていない可能性があります。リースバックの売却価格は市場価格を下回ることが多く、高値売却を最優先にするなら通常の仲介売却のほうが合理的です。

家賃を新たに支払うことに抵抗がある方も注意が必要です。現在住宅ローンがない、または住居費が少ない場合、リースバックによって毎月の支出が増える可能性があります。

将来必ず買い戻したいと考えている方は、買い戻し条件と価格を入念に確認する必要があります。思い描いていた条件と実際の契約内容が異なることは少なくありません。

家族との合意ができていない方も進めるべきではありません。自宅はご自身だけでなく、家族にとっても重要な資産です。事前に家族と話し合わずに進めると、後々のトラブルにつながることがあります。

契約前に確認しておきたいポイント

リースバックは自宅という大きな資産を動かす契約です。後悔しないために、契約前に次の点を必ず確認しましょう。

売却価格の妥当性

提示された金額だけで判断するのではなく、複数社の査定を比較することが重要です。また、通常の仲介売却での相場価格も把握しておくと、判断材料が増えます。

家賃の継続可能性

月額家賃はいくらか、将来の家賃改定の可能性はあるか、長期間払い続けられるかを確認します。特に老後は年金収入が主な収入源になることが多いため、年金額と家賃のバランスを試算しておくことが大切です。

契約形態と居住期間

普通借家契約か定期借家契約か、契約期間は何年か、更新や再契約の条件はどうなっているかを必ず確認します。「いつまで住めるのか」を明確にしないまま契約することは避けましょう。

修繕費の負担

すべての修繕を貸主が負担するとは限りません。設備の故障、原状回復、自己都合によるリフォームなど、誰がどこまで負担するのか確認しておきましょう。

買い戻し条件

将来の買い戻しを希望する場合は、買い戻し価格・可能な期間・条件を書面で確認します。口頭での約束では後から確認できなくなります。

家族との合意

自宅売却についてご家族と事前に話し合い、合意を得ておくことを強くおすすめします。

よくある質問(FAQ)

リースバックを検討する際は、「どれくらい住み続けられるのか」「住宅ローンが残っていても利用できるのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。

ここでは、よくある質問についてわかりやすく解説します。

Q. リースバックでは何年くらい住み続けられますか?

契約形態によって異なります。普通借家契約であれば、借主が更新を希望する限り住み続けやすいのが原則です。一方、定期借家契約では契約期間が決まっており、期間満了後に再契約できなければ退去が必要になる場合があります。「何年住めるのか」は契約前に必ず確認してください。

Q. 住宅ローンが残っていても利用できますか?

利用できるケースが多いですが、売却時には抵当権を抹消する必要があるため、売却代金で残債を一括完済できることが前提になるのが一般的です。売却代金だけで完済できない場合は、自己資金で不足分を補う必要があることもあります。

Q. 家賃を少しでも抑えることはできますか?

一般的には、売却価格と家賃は連動して決まる傾向があります。売却価格を抑えることで家賃を低くできる可能性はありますが、実際にどこまで調整できるかは会社や物件条件によって異なります。長く住み続けることを重視する場合は、「売却価格の最大化」より「無理のない家賃水準」を軸に条件交渉することも一つの考え方です。

Q. 近隣の方に知られることはありますか?

広告掲載や内見対応が行われないケースが多く、引っ越し作業もないため、近隣の方に知られにくい傾向にあります。ただし、登記情報の変更などから完全に秘密にするのは難しい面もあります。プライバシーを重視する場合は、手続きの流れを事前に確認しておきましょう。

Q. リースバックはやめたほうがいいですか?

一概には言えません。リースバックが合っているかどうかは、目的と条件次第です。住み続けながら資金を確保したい方には有力な選択肢になりますが、高値売却を優先したい方や家賃負担に不安がある方には向かない場合があります。メリットだけでなく、売却価格・家賃・契約期間の現実をセットで確認したうえで判断することが大切です。

  • 代替テキスト

    リースバックの条件は、物件の所在地や築年数、住宅ローン残高などによって大きく変わります。「自宅ならいくらで売却できるのか」「家賃はいくらになるのか」を知りたい場合は、まず査定を受けて具体的な条件を確認してみましょう。

リースバックは「住み続ける理由」と「家計への影響」をセットで考えることが大切

リースバックは、今の住まいを手放さずに資産を活用するための選択肢のひとつです。引っ越しをせずに資金を確保できる点は、多くの方にとって大きなメリットです。

一方で、売却価格は通常の仲介売却より低くなりやすく、売却後は家賃負担が長期にわたって続きます。契約形態によっては、想定より早く退去を求められる可能性もあります。

だからこそ、リースバックを検討するときは、「いくらで売れるか」だけで判断しないことが重要です。

いくらで売れるのか。家賃はいくらか。何年住み続けたいのか。10年・15年の家賃総額はいくらになるのか。将来買い戻しを希望するか。家族は納得しているか。

こうした問いに一つずつ向き合うことで、自分の目的や将来設計にリースバックが合っているかどうかが見えてきます。

後悔のない判断をするためにも、まずは複数の会社の査定やシミュレーションを通じて具体的な条件を確認し、比較・検討を重ねることが大切です。

なお、実際の条件はリースバック会社や物件の状況によって異なります。契約前には、売却価格・家賃・契約期間・費用負担などを個別に確認しましょう。

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