売却検討中のお客様に刺さる!?リースバックとは

不動産会社

自宅の売却を検討中で、しかもそのまま自宅に住み続けたいというお客様には、リースバックの利用がおすすめです。リースバックに対応すれば、不動産取引を拡大できるでしょう。

目次

  1. 1. リースバックとは?
  2. 2. 他のサービスとの違い
  3. 3. リースバックがおすすめな人とは?
  4. 4. リースバックの手続きの流れ
  5. 5. まとめ

1.リースバックとは?

リースバックとは、自宅を売却してまとまった資金を得てから、今度は賃貸借契約でそのまま自宅に住み続けられるというサービスです。高齢化により老後の資産運用が問題になる中で、手持ちの資産を有効に活用する方法として、今リースバックが注目されています。

1-1.リースバック需要の高まり

国土交通省では、リースバックについて適切な活用方法や留意点等をガイドブックとして取りまとめるために検討会を開催しています。その資料によると、近年リースバックの取扱件数は年ごとに増加しています。背景にあるのは、持ち家比率が高い世代の高齢化問題だと考えられますが、その対策として、老後のための資産形成や相続前の不動産処分などで、リースバックのニーズが高まっているようです。
国土交通省 報道発表資料

世帯主の高齢化以外にも、世代ごとに離れて住む生活スタイルや、公的年金受給額の世代間格差など、老後に不安を抱く人が増えています。さらに新型コロナウィルスの影響によって収入減や失業に直面した人が増え、将来の不安に追い打ちをかけられたことで、今後も老後を見据えたリースバックの利用が増加すると考えられます。

1-2.リースバックとは?

あらためて、リースバックの仕組みについて考えてみましょう。リースバックとは、持ち主が自宅を一度売却してから、毎月家賃を払いながらその自宅に住み続けるというシステムです。

たとえばセゾンのリースバックの場合、お客様からセゾンファンデックスが、一括して不動産を買い取ります。お客様には売却した代金が手に入り、この時点で不動産の所有権はセゾンファンデックスに移ります。 売却後は賃貸借契約を締結して、お客様はそのまま同じ住居に住み続けることが可能です。そのため近所の目を気にすることもなく、これまでと同じ環境で生活を継続できるのです。将来的には契約を更新して住み続けるか、引越しをするという選択肢を検討することができます。セゾンファンデックスから再度自宅を購入することも可能です。

1-3.リースバックのメリット・デメリット

自宅を売却することは、お客様にとっては一大決心です。不安に感じられるお客様も多いでしょう。しかしリースバックを利用すれば、お客様にとって最も理想的な条件で、不動産を有効活用できるのです。ここでは、お客様の立場から見たメリットとデメリットについて検証してみましょう。

リーズバックのメリット

  • ・売却代金は一括支払いで、使いみちは完全に自由です。
  • ・売却した自宅にそのまま居住でき、マンションの場合も対象になります。
  • ・固定資産税や管理費などの維持費が不要になります。
  • ・転居をともなわないため、引越し費用や備品の処分料などが一切かかりません。
  • ・必要な書類が少なく、手続きは非常に簡単です。
  • ・セゾンファンデックスの場合、賃貸料や初期費用をできるだけ抑えることが可能です。
  • ・火災や落雷などによる家財保険を自己負担する必要がありません。
  • ・セゾンファンデックスの場合、契約者限定のサービスを受けることができます。

リースバックのデメリット

  • ・自宅を売却することになるため、所有権と名義が変更されます。
  • ・今までは必要なかった家賃が毎月発生します。

このように、お客様にとってのデメリットは、リースバックの仕組み上必要なものであり、しかもごくわずかです。それに対する多様なメリットを考えると、不動産の活用を検討するお客様にとって、リースバックは安心で魅力的な商品だといえるでしょう。

2.他のサービスとの違い

リースバックのほかにも、自宅を活用して資金を得る方法はあります。では、それらの方法とリースバックとの違いは何なのでしょうか?

2-1.通常の売却

一般的な不動産の売却では、売却代金が手に入る代わりに、居住者は自宅を手放して転居しなければなりません。その後、元の自宅は売却されることになり、長年住んだ自宅に愛着をもつお客様にとっては、つらい選択になるかもしれません。

2-2.リバースモーゲージ

リバースモーゲージもリースバックと同じように、お客様は自宅に住み続けながら資金を手にすることができますが、リバースモーゲージはあくまでも自宅を担保にした融資です。使途・収入・担保など融資の条件が厳しいため、リースバックよりもかなりハードルが高くなります。
また、債務者が亡くなった後は自宅売却が前提のため、家がなくなり、家が相続財産として残りません。一般的には配偶者以外と同居している場合は契約することができませんが、もし家族と同居している場合は残された家族の住む家がなくなります。ただし、相続人が現金で一括返済できれば自宅を売却する必要はありません。
将来の相続も見据えて、家族の十分な理解を得たうえで契約する必要があります。

3.リースバックがおすすめな人とは?

リースバックがおすすめなのは、以下のようなお客様です。


  • ・余裕のある老後のために:老後の資金に余裕をもちながら住み慣れた家で生活したい
  • ・生前の相続対策:不動産を現金化して親族間の相続トラブルを防ぎたい
  • ・老人ホームへの入所:老人ホームの入居費用を調達したい(同居家族は継続居住可能)
  • ・毎月のローン返済軽減:売却代金で住宅ローンなどを返済したい
  • ・事業資金としての運用:自宅兼事務所での事業継続資金を調達したい
  • ・住み替え:二重ローンを回避して自宅を買い替えたいが、仮住まいへの引越しする手間は避けたい

3-2.代表的な事例

次にセゾンファンデックスのリースバックの中から、具体的な事例を三つ紹介します。今後もこれらのケースで、リースバックの需要が高まることが予想されます。

(1)老後資金

老後を迎えた時に充分な資金が手元にないと、年金だけでは余裕のあるセカンドライフを楽しむことができません。子どものいないあるご夫婦は、不動産を親族に残すよりも、リースバックで現金化することを選択しました。

結果的には海外や国内各地を旅行したり、さまざまな趣味を楽しんだり、夫婦でゆとりのあるセカンドライフをおくれるようになりました。毎月の家賃はさておき、住み慣れた自宅で余裕のある生活が続けられ、近所にも知られないことに、現在はご夫婦ともに満足されています。

(2)住宅ローンの完済

金利が高い時に住宅ローンを組んでしまったご夫婦は、定年後も支払い続けるローンの負担に悩んでいました。そこでリースバックを利用したところ、ローンの返済から解放されただけでなく、固定資産税やその他の維持費も不要になり、毎日気持ちに余裕をもって暮らせるようになりました。

(3)買い替え・住み替え時のつなぎ

マンション住まいが手狭になったため、新築住宅に転居を決めたご夫婦はリースバックを利用。マンションの売却代金で住宅ローンを完済して、新築住宅が完成するまでは元のマンションに住み続けたまま、仮住まいなどの手間も不要で新居に引越すことができました。

4.リースバックの手続きの流れ

最後に、セゾンファンデックスのリースバックを利用する場合の、相談から契約までの手続きについて紹介します。ほかの住宅ローンや融資と比較して、非常にシンプルで手間がかからないことが特徴です。


(1)相談・問合せ

まずはセゾンファンデックスにご相談いただきます。もちろん問合せと相談は無料で、ホームページから資料を請求することもできます。
お客様が前向きにリースバックを検討されている場合、お客様のご状況もお伺いできれば、仮査定に進むことができます。

(2)仮査定

リースバックの対象になる不動産の査定を行います。ここでファンデックスから仮の売却価格や家賃を提示しますので、お客様との間で希望条件とのすり合わせを仲介いただきます。

(3)面談・現地調査

お立合いのうえで、直接お客様とセゾンファンデックスとの間で面談と現地調査が行われ、正式な売却価格と家賃が決定します。

(4)ご契約・お支払い

条件で合意が得られたら、売買契約と賃貸借契約を取り交わし、お客様には売却代金が振り込まれます。この時にも事務手数料や礼金などの初期費用はかかりません。条件にもよりますが、相談から最短2週間で契約することも可能です。

まとめ

持ち家比率が高い世代の高齢化が進むことで、これまで一般的だった不動産取引のほかにも、新たな不動産の活用方法が社会全体で必要になる可能性があります。現在、老後の資金を確保したいお客様や、手持ちの不動産を有効に活用したいお客様にとって、リースバックというサービスが人気なのもその表れと言えます。

不動産事業でも、今後増加することが予想されるシニア層を取り込むためには、選択肢の一つとしてリースバックを提供すべきでしょう。

セゾンファンデックスでは、安心して住み続けられるよう、ご契約時に無料でホームセキュリティを利用できる特典などをご用意しており、シニアの方のご利用実績も豊富にございます。 リースバックを検討するお客様がいらっしゃいましたら、ぜひセゾンファンデックスにご紹介ください。

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