Menu

Menu

閉じる
お役立ち情報
特集
用語集
人気タグ

Operated by

CREDIT SAIZON GROUP セゾンファンデックス
目次

更新日

不動産投資の理想利回りは何%?物件別の目安・最低ライン・計算方法を解説

不動産投資の理想利回りの目安を図解したアイキャッチ画像で、新築区分3〜5%、中古区分5〜8%、新築一棟6〜8%、中古一棟8〜10%の比較と、立地・空室リスク・修繕費・融資条件の確認ポイントを整理している
執筆者氏名 「お金のトリセツ」編集部
所属 セゾンファンデックス

不動産投資を検討し始めると、「利回りは高いほどよい」といった話をよく目にします。しかし実際には、利回りの数字だけを見て物件を選ぶのは危険です。なぜなら、不動産投資の利回りは、物件の種類や築年数、エリア、さらには空室や修繕リスクによって大きく意味合いが変わるからです。

たとえば、都心の区分マンションは利回りが低めでも需要が安定していることがあります。一方、地方の築古物件は表面上の利回りが高く見えても、空室や修繕の負担まで含めると、思ったほど収益が残らないケースも少なくありません。

そのため、「理想の利回りは何%か」を考えるときは、単純に高い数字を追うのではなく、その利回りがどのような条件の上に成り立っているのかまで確認することが大切です。

本記事では、不動産投資で目安にしたい理想利回りと最低ライン、利回りの計算方法、さらに利回りだけで判断してはいけない理由まで、わかりやすく解説します。

不動産投資の理想利回りは何%?まず結論

結論からいうと、不動産投資に一律の理想利回りはありません。ただし、物件タイプやエリアによって、利回りの水準には一定の傾向があります。

物件を比較する際の参考として、表面利回りの目安を整理すると次のとおりです。

スクロールできます
物件タイプ理想の目安(表面利回り)利回りを見るときのポイント
新築区分マンション3〜5%前後利回りだけでなく、立地や賃貸需要、将来の売却しやすさも確認する
中古区分マンション5〜8%前後管理状態や修繕履歴、今後の設備更新なども確認する
新築一棟アパート6〜8%前後空室率や想定賃料、ローン返済後の収支まで確認する
中古一棟アパート8〜10%前後高利回りでも、空室や大規模修繕のリスクを織り込んで判断する
新築一棟マンション5〜7%前後立地や資産性、融資条件を含めて収支を確認する
中古一棟マンション7〜10%前後修繕費や設備更新、空室リスクを含めた実質的な収益性を確認する

※上記は物件を比較する際の参考となる目安であり、投資成果を保証する基準ではありません。実際の利回りは、立地、築年数、物件価格、賃料、空室率、修繕費、融資条件などによって異なります。

一方、「最低でも表面利回り○%あればよい」という一律の最低ラインはありません。必要な利回りは、自己資金や借入金利、返済期間、空室率、維持費などによって変わるためです。

そのため、最低ラインを考える際は、表面利回りだけではなく、空室や年間経費、修繕費、ローン返済などを織り込んだうえで、必要な収益やキャッシュフローを確保できるかを物件ごとに判断することが重要です。

「この数字なら高いのか低いのか」「自分が検討している物件は妥当なのか」を判断するためには、物件タイプだけでなく、同じエリアや築年数の物件と比較することも大切です。以降では、物件タイプやエリアによる利回りの違いを具体的に見ていきます。

物件タイプ別の理想利回りと最低ラインの目安

不動産投資の利回りは、同じ「5%」でも、区分マンションなのか一棟アパートなのかで評価がまったく変わります。数字だけを切り取ると判断を誤りやすいため、まずは物件タイプごとの見方を押さえておきましょう。

区分マンションの理想利回り

区分マンションは、一棟物件と比べて購入価格を抑えやすく、建物全体の管理を自分で行う必要もないため、不動産投資を始める際の選択肢になりやすい物件です。一方、都心部など物件価格が高いエリアでは、表面利回りは低めに出る傾向があります。

物件を比較する際の参考としては、新築区分マンションで表面利回り3〜5%前後、中古区分マンションで5〜8%前後がひとつの目安になります。ただし、これはすべての区分マンションに当てはまる一律の基準ではありません。同じ利回りでも、立地や築年数、物件価格、賃料水準、管理状態などによって収益性は異なります。

特に都心部では、表面利回りが低くても、賃貸需要が安定している、空室期間を抑えやすい、将来売却しやすいといった条件があれば、投資対象として検討できる場合があります。そのため、「表面利回りが5%を下回っているから投資対象にならない」と数字だけで判断するのではなく、周辺の賃料水準や空室状況、管理費・修繕積立金なども確認し、実際にどの程度の収益が残るのかを試算することが大切です。

一棟アパート・一棟マンションの理想利回り

一棟アパートや一棟マンションは、区分マンションよりも表面利回りが高く出るケースがあります。複数の住戸から家賃収入を得られるほか、募集条件や管理方法の見直しなどによって収益を改善できる余地がある点も特徴です。

物件を比較する際の参考として、新築・中古を含む一棟物件では表面利回り5〜10%前後の水準がひとつの目安になります。ただし、一棟物件は築年数や構造、立地による違いが大きく、利回りの数字だけで物件の良し悪しを判断することはできません。

一棟物件では、管理費や修繕費、空室による収入減少などの影響も受けます。特に表面利回りが8〜10%など高い物件では、数字の高さだけを見るのではなく、「なぜこの利回りになっているのか」を確認することが重要です。物件価格が低い背景に、賃貸需要の弱さや築年数、今後の大規模修繕などのリスクがないかを確認し、実際の収支まで含めて判断しましょう。

「理想」と「最低ライン」は分けて考える

利回りを判断するときは、「理想利回り」と「最低ライン」を分けて考えることが重要です。ただし、どちらにも「表面利回り○%以上なら問題ない」という一律の基準があるわけではありません。

  • 理想利回り:物件の立地や築年数、空室・修繕リスクなどを踏まえ、自分が目標とする収益性を確保できる水準
  • 最低ライン:空室や年間経費、修繕費、ローン返済などを織り込んでも、必要な収益やキャッシュフローを確保できる水準

たとえば、都心の区分マンションで表面利回り4%台の場合、数字だけを見ると高利回りとはいえません。しかし、賃貸需要が安定しており、空室期間を抑えやすい、将来売却しやすいといった条件があれば、投資対象として検討できる場合があります。

一方、地方の築古一棟物件で表面利回りが10%を超えていても、空室が長期化したり、購入後に大きな修繕費が発生したりすれば、想定した収益を確保できない可能性があります。

また、必要な利回りは、自己資金の割合や借入金利、返済期間などによっても変わります。そのため、最低ラインを表面利回りだけで決めるのではなく、空室や経費、修繕費、ローン返済まで含めた収支シミュレーションを行い、物件ごとに判断することが重要です。

理想利回りを考えるときも、「何%か」だけを見るのではなく、「どのような条件の物件で、その利回りが成り立っているのか」までセットで確認しましょう。

エリアによって理想利回りが変わる理由

不動産投資の利回りを考えるうえで、地域差は避けて通れません。同じような物件でも、東京と地方主要都市では利回りの水準が異なることがあります。

その背景にあるのは、物件価格と賃貸需要のバランスです。一般に、都心部では物件価格が高いため利回りは低めに出やすく、地方主要都市では都心部と比べて物件価格が抑えられることで、利回りが高めになる場合があります。

一般財団法人日本不動産研究所の「第54回不動産投資家調査(2026年4月現在)」では、賃貸住宅一棟のワンルームタイプについて、地域別の期待利回りが次のように公表されています。

スクロールできます
地区期待利回り
札幌4.9%
仙台5.0%
東京(城南地区)3.6%
横浜4.2%
名古屋4.5%
京都4.6%
大阪4.2%
神戸4.7%
広島5.0%
福岡4.5%

出典:一般財団法人日本不動産研究所「第54回 不動産投資家調査(2026年4月現在)」

東京・城南地区が3.6%であるのに対し、札幌4.9%、仙台5.0%など、地域によって期待利回りに差があることがわかります。

ただし、これらは個別物件の広告などに表示される「表面利回り」ではなく、市場参加者への調査に基づく「期待利回り」です。そのため、記事前半で示した表面利回りと直接比較するのではなく、地域ごとの市場水準を把握するための参考値として見る必要があります。

地域別の利回りデータは相場観を持つための参考になりますが、それだけで物件の良し悪しを判断することはできません。実際の物件を検討するときは、同じエリアの水準と比較したうえで、空室、家賃下落、修繕、融資条件なども含めて収支を確認することが重要です。

不動産投資における利回りとは?

ここまで理想利回りの考え方を見てきましたが、そもそも「利回り」が何を意味しているのかを改めて整理しておきましょう。

利回りとは、簡単にいえば投資した金額に対して、1年間でどのくらいの収益が見込めるかを示す割合です。不動産投資では、物件価格に対して家賃収入がどの程度得られるかを見るための基本指標として使われます。

利回りを見ることで、その物件がどのくらいの収益力を持っているのか、また投資資金の回収にどの程度時間がかかりそうかを大まかに把握できます。ただし、利回りはあくまで判断材料のひとつにすぎないという点は常に意識しておく必要があります。利回りが高いから必ず良い物件とは限りませんし、利回りが低いから一概に悪いともいえません。

利回りの主な種類

不動産投資で使われる利回りには複数の種類があり、同じ「利回り」という言葉でも意味が異なります。特に物件広告では表面利回りや想定利回りが使われることが多いため、以下の違いを押さえておきましょう。

表面利回り(グロス利回り)

年間家賃収入を物件価格で割った、最もシンプルな利回りです。不動産ポータルサイトや販売資料に掲載される「利回り」の多くは、この表面利回りです。複数物件をざっくり比較するには便利ですが、管理費や税金、修繕費などの経費が反映されていないため、実際の収益力より高く見えやすい点には注意が必要です。

実質利回り(ネット利回り)

年間家賃収入から運営コストを差し引き、さらに購入時の諸費用も加味して算出する利回りです。購入後にどれだけ手残りが見込めるかを把握するには、こちらの方が現実に近い指標といえます。管理費、修繕積立金、固定資産税、保険料など継続的に発生する支出が意外と多いため、表面利回りだけを見て判断すると実態とのずれが生じやすくなります。

想定利回り

満室を前提として計算した利回りです。一棟物件や新築物件では、実際の入居状況がまだ固まっていないため、この想定利回りが使われることがあります。空室リスクを織り込んでいないため、実際にはその数字どおりに収益が出ないことがある点に注意が必要です。

現行利回り

現在の入居状況を反映した実際の家賃収入をもとに計算する利回りです。空室がある物件では、想定利回りよりも現行利回りの方が実態に近いといえます。購入前に想定利回りだけでなく、現行利回りも確認し、空室を埋める前提が妥当かどうかまで見ることが重要です。

利回りの計算方法とシミュレーション

利回りの意味がわかったら、実際の計算方法を押さえておきましょう。式自体は難しくありませんが、どの数字を入れるかによって結果の見え方は大きく変わります。

表面利回りの計算方法

表面利回り(%)=年間家賃収入 ÷ 物件価格 × 100

たとえば、2,000万円の物件で年間家賃収入が100万円なら、表面利回りは5.0%です。

100万円 ÷ 2,000万円 × 100 = 5.0%

この数字はわかりやすく、物件を絞り込む最初の段階では役立ちます。ただし、ここには経費が一切入っていないため、5.0%がそのまま手元に残るわけではありません。

実質利回りの計算方法

実質利回り(%)=(年間家賃収入−年間経費)÷(物件価格+購入時諸費用)×100

たとえば、年間家賃収入100万円、年間経費20万円、物件価格2,000万円、購入時諸費用200万円なら、実質利回りは約3.6%です。

(100万円−20万円)÷(2,000万円+200万円)×100 ≒ 3.6%

同じ物件でも、表面利回り5.0%に対して実質利回りは3.6%まで下がります。この差を見ると、なぜ表面利回りだけでは判断できないのかがよくわかるはずです。

年間経費や購入時諸費用は、物件種別や築年数、管理方式、融資条件、仲介の有無などによって異なります。実質利回りを計算するときは、対象物件で実際に見込まれる管理費、修繕費、税金、保険料、仲介手数料、登記費用、融資関連費用などを個別に積み上げて試算しましょう。

経費として見込んでおきたい主な項目

実質利回りを計算するときは、以下のような費用を含める必要があります。これらを甘く見積もると、「利回りは良かったはずなのに、実際はあまりお金が残らない」という状態になりやすくなります。

スクロールできます
年間維持費購入時諸経費
固定資産税・都市計画税不動産仲介手数料
管理費・修繕積立金融資手数料
管理委託料登録免許税
火災保険料・地震保険料不動産取得税
原状回復費・入居者募集費用印紙税
共用部の水道光熱費司法書士報酬

数字を出すときは、楽観的に見積もるのではなく、少し保守的なくらいで試算する方が安全です。

高利回り物件の注意点と、低利回り物件の見方

理想利回りの水準を知ったうえで、次に押さえておきたいのが「数字の大きさだけで判断してはいけない」という視点です。高利回りには高いなりの理由があり、低利回りには低いなりの強みがあります。

高利回りでも慎重に見るべき物件の特徴

高利回りの物件には、それだけの理由があるケースがほとんどです。高利回りという数字だけで判断する前に、以下の点を必ず確認しましょう。

空室リスクが高い

高利回りの物件の中には、満室前提の家賃設定が強気すぎたり、立地的に入居付けが難しかったりするものがあります。駅から遠い、人口減少エリア、競合物件が多いといった条件では、想定どおりに入居がつかないことがあります。空室が長引けば、表面利回りの高さはすぐに意味を失います。購入前には、周辺の募集賃料、人口動態、最寄り駅までの距離など、賃貸需要の裏付けを取ることが欠かせません。

修繕リスクが大きい

築古物件は価格が安いため利回りが高く見えやすい傾向があります。しかし、屋根・外壁・配管などに数百万円単位の修繕費が発生しやすく、購入直後は数字が良く見えても、数年内に収支が大きく崩れることがあります。築年数が進むと、修繕や設備更新などの支出が増えることがあります。築古物件では、購入時の利回りだけでなく、今後予定される修繕や設備更新の費用まで収支に織り込んで検討することが重要です。

法的・構造的な問題がある

違法建築、再建築不可、旧耐震、告知事項ありといった要素が、高利回りの背景に隠れていることがあります。このような物件は融資がつきにくく、賃貸付けも難しく、売却時にも不利になりやすいため、数字以上に慎重な判断が必要です。「なぜこの価格で、なぜこの利回りなのか」を不動産会社に必ず確認することが、失敗回避の基本です。

低利回りでも検討余地がある物件の特徴

反対に、利回りが低い物件が必ずしも悪いわけでもありません。数字だけを見て候補から外してしまうと、実は良い物件を見逃す可能性があります。

人気エリアにある物件

都心部や主要駅周辺など、賃貸需要が強いエリアの物件は、物件価格が高いため利回りが低く見えがちです。しかし、需要が安定している分、空室リスクを抑えやすく、売却時にも買い手がつきやすい傾向があります。不動産投資は運用中の収益だけでなく、最終的にどう売るかまで含めて考えるものです。出口戦略を取りやすい物件は、低利回りでも十分な魅力があります。

資産価値が落ちにくい物件

築浅で管理状態が良い、立地が強い、新耐震基準を満たしているなど、資産性の高い物件は、家賃や価格が崩れにくい傾向があります。毎年の利回りは控えめでも、長期で見れば安定した運用につながりやすいでしょう。

融資条件が良くなりやすい物件

資産性の高い物件は金融機関の評価を得やすく、金利や融資条件で有利になる場合があります。その結果、表面利回りがそこまで高くなくても、返済負担を抑えられ、キャッシュフローが安定することがあります。不動産投資では、物件の利回りだけでなく、融資を含めた全体の収支で考えることが重要です。

利回り以外で投資物件を選ぶときのチェックポイント

利回りが大切なのは間違いありませんが、それだけで投資判断を完結させるのは危険です。利回りの背景にある条件を丁寧に確認することで、数字だけでは見えないリスクや強みが見えてきます。

立地条件

最寄り駅までの距離、商業施設や医療機関の有無、治安、災害リスクなどは、賃貸需要に直結する要素です。利回りが多少低くても、立地が良い物件は長期で見て空室リスクを抑えやすく、資産価値も維持しやすい傾向があります。なお、災害リスクはハザードマップで確認でき、各自治体のホームページや窓口などで入手できます。

築年数と建物の状態

築年数が古い物件は利回りが高く見えやすい一方、修繕費や設備更新の負担が大きくなりやすいのが実情です。築年数そのものだけでなく、外壁・防水・配管などの状態や、これまでの修繕履歴も確認しましょう。

耐震基準への適合性

新耐震基準は1981年6月1日に施行されました。適用される耐震基準を確認するときは、築年月だけでなく、建築確認を受けた時期も確認しましょう。確認済証や検査済証などで確認できるほか、書類がない場合は自治体で建築確認に関する記録を確認できる場合があります。耐震性は、将来の売却や融資にも影響する可能性があるため、築年数が古い物件ほど丁寧に確認しておきたい要素です。

告知事項の有無

購入前には、建物や設備の不具合、法令上の制約、周辺環境、過去に物件内で発生した人の死など、賃貸や売却、価格判断に影響する可能性のある事項についても確認しておきましょう。売買契約書や重要事項説明書を確認し、不明点があれば不動産会社や売主に確認することが大切です。

「不動産投資ローン」を活用して希望に合った物件に投資しよう

ここまで見てきたように、不動産投資では「利回りが良いかどうか」だけでなく、空室や修繕を含めた収支が無理なく回るかが重要です。そのため、物件選びとあわせて、どのような条件で融資を組めるかを確認しておくことも欠かせません。

理想に近い条件の物件が見つかっても、自己資金や借入条件の問題で購入を見送るケースは少なくありません。そうしたときは、不動産投資ローンの活用を検討するのも一つの方法です。

セゾンファンデックスの「不動産投資ローン」なら、収入や借入枠などの問題で銀行の融資条件に当てはまらない場合も、柔軟に対応可能です。また、自宅やすでに所有している収益用不動産を共同担保にすることで、自己資金が少なくても頭金0円でローンを組める可能性があります。これから不動産投資を始める方は、セゾンファンデックスの「不動産投資ローン」をぜひご検討ください。

まとめ

不動産投資の理想利回りは、一律に決まるものではありません。区分マンションなのか一棟アパートなのか、都心なのか地方なのか、新築なのか中古なのかによって、目安となる水準は変わります。

日本不動産研究所の第54回不動産投資家調査(2026年4月現在)でも、賃貸住宅一棟のワンルームタイプの期待利回りは、東京・城南地区が3.6%であるのに対し、札幌4.9%、仙台5.0%など、地域によって差があることが確認できます。

また、物件広告に表示される利回りは、表面利回りや想定利回りであることが多く、実際の手残りを示しているわけではありません。購入判断では、管理費や税金、修繕費、空室リスクまで織り込んだ実質利回りや収支シミュレーションが欠かせません。

大切なのは、理想利回りの数字だけを追うのではなく、その数字がどんな前提で成り立っているのかを見極めることです。高利回りの物件には高いなりの理由があり、低利回りの物件にも低いなりの強みがあります。

最終的には、利回り、立地、築年数、耐震性、賃貸需要、修繕リスク、そして出口戦略まで含めて総合的に判断することが、不動産投資で後悔しないための基本といえるでしょう。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

  • LINE
  • X(旧twitter)
  • facebook
  • リンクを共有
目次
ページトップへ戻る